買った後も楽しめる:革を育むメンテナンス
いつもWaltzブログをご覧頂きありがとうございます。
Waltzで取り扱っているINDEEDの鞄は
革製品の中でもデリケートな反面
経年変化により味わいが更に増す製品です。
今回は革の鞣し方や、
メンテナンスについて紹介させていただき
より一層楽しんでいただければと思います。
革を鞣(なめ)すとは
古来から人は動物の皮を使い、衣服や道具を作っていました。
しかし、そのままの皮では経年変化により、腐ったり硬くなったりしてしまいます。
それらを防ぐために様々な工夫をしてきましたが、一番発展した方法は、草木の汁を使う方法になります。
現代の鞣し方には大きく分けて2種類あります。
・クロム鞣し…化学製品を使った鞣し方。柔軟性、耐熱性に優れる。
・タンニン鞣し…植物を使った鞣し方。伸縮性が小さく、堅牢で立体的な仕上がりとなる。
Waltzで取り扱っているINDEED製品は、全てタンニン鞣しとなっています。
植物を使った鞣しの方が、地球環境や人間の身体に優しく、革本来の風合いが楽しめるからです。
反面、水に弱く傷つきやすいものであるため、きちんとしたメンテナンスが必要となります。
メンテナンスについて
細かいホコリや汚れは、日々落としていくと良いと言われています。
しっかりとしたメンテナンスは12ヶ月に一度が良いそうです。
革製品は、皮から革へ加工する際にオイルを加えます。
そのオイルが経年変化により抜けてくることで、
ひび割れやガサつきの原因にもなります。
そのため、定期的にオイルを加えることが必要になります。
具体的には、下記3ステップになります。
1.汚れを落とす
→柔らかい布、ブラシなどで汚れを取ります。
2.保革クリーム
→少量のクリームを取り、全体的に薄く伸ばします。
3.防水スプレー
→薄くコーティングします。かけすぎるとシミになるので、注意が必要です。
詳細な手順や、推奨メンテナンス製品は、INDEED社の直営ショップに掲載されています。
合わせてご確認ください。
適切なメンテナンスを行うことで、
何年も長く楽しむことができます。
また、色や風合いが変化し、
自分の体に馴染む製品に変わっていくのも
革製品の一つの魅力です。
ぜひ一度お手にとって、
自分だけのオリジナルの一品を育みながら、
楽しんでいただければ幸いです♪